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House in Hamada

project name : House in Hamada
completion Date  : 2007.03
type :  Architecture Design
location : Hamada, Shimane, JAPAN
site Area: 235.65 sqm
total floor Area : 117.64 sqm

■ NOTE
photo : Yusuke Wakabayashi

House in hamada Concept

島根県浜田市に建つ親子二人、愛犬2匹のための店舗併用住宅。
敷地は入り組んだ住宅地の終点地に位置し、南側斜面のうっそうと茂った竹林からのぼってくる風が敷地を通り抜けているという環境下にある。
建物配置に際しては計画敷地と建物のボリュームの関係性、住居と店舗の内部動線確保、コストコントロールのスタディの結果からL字型が導き出され、人通りのすくない前面道路方向に対して建物を開くことで通風を良くし、内部からの視界にもメリットを残した。

クライアントからは通常の住宅の機能に加えて子供のためのリビングが欲しいという要望があった。日常働くクライアントと子供の関係を考え、独立した子供の為のリビングというよりは、お互いの気配を感じながら一体感を持つような空間にしたいと考えた。家族のリビングと子供のリビング(“ロフトリビング”)を上下移動により繋ぐ“段違いのリビング”が一つの回答であった。
二つのリビングは階段/手摺のディテールに注意をはらい、それぞれを覆う大天井と吹抜けにより一体の空間として視覚的にも体感的にも繋げている。また、プライベートスペースは、将来的に店舗の延長として住居スペースのリビングを使用したいというクライアントの要望に違和感なく対応できるよう、しっかりと区分けされているが、子供部屋の間仕切りは上部が透明ガラスすることで、どこにいても親子はそれぞれの気配を感じることができるようになっている。

外観については住居部をモルタル、店舗部をレッドシダー張りと区別しつつ、インパクトのあるガルバリウム鋼板の屋根色とともにトータルバランスをとった配色としている。
ハウスメーカーの建てた住宅が周囲を囲っているためややもすれば建物形状的に浮き立ってしまう傾向を自然素材などやわらかい素材により抑え、全体の景観としてシャープになり過ぎない配慮も必要とされていた。

全体としてシンプルな構成が目立つのは、ライフスタイルが急速に変化する中、我々設計者の意匠性が主張する事よりも、シンプルな構造による多様な空間を追求した結果が、今後のクライアントの長い生活時間にも対応していく事の出来る建築になるのではないかと考えているためである。

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